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新型コロナに効果的な消毒方法出来ていますか?
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今回は新型コロナウイルスの効果的な消毒方法についてお話させて頂きます。
2020年11月19日再び過去最多を更新し2000人以上の感染が分かりましたね。
さて、今日は改めて有効的な消毒方法についてお話いたします。
消毒、除菌、抗菌、殺菌など様々な言葉がありますが、違いはご存知でしたか?
消毒…病原性のある微生物を死滅・除去させて害のない程度にする
除菌…菌を減らす効果
抗菌…菌の繁殖を抑える効果。細菌を除去したり殺したりする効果はなく、菌が住みにくい環境を作ってくれる
殺菌…細菌やウイルスを殺す効果
今日は、厚生労働省が提示している新型コロナウイルスの消毒・除菌方法をお伝え致します。
効果的な手指の消毒方法について
【あなたは出来ている?正しい手洗い方法】
手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。
手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、
石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
※手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。
【アルコール消毒ってどれも効果的なの?】
アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)が効果的とされています。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えないとのことです。
アルコール消毒で手荒れなどしてしまう方は、手洗いにて感染予防するのがいいかもしれません◎
アルコールの引火性?
アルコールは引火点が約13℃と常温よりも低く、簡単に引火するため、火災等を引き起こすおそれがあります。
実験の結果、最もアルコール濃度が低い60%の消毒液であっても26℃程度で引火したということもあったようです。
◆直射日光のあたるところで保管はやめましょう
◆火気の近くでの使用はやめましょう
燃えていても明るいと炎が見えにくく火災に原因になる恐れがあるとのことです。
アルコール除菌をする際には十分に注意して使用しましょう!
効果的なモノへの消毒方法について
◆熱水
80℃の熱水に10分間さらします。
◆塩素系漂白剤
市販の家庭用漂白剤を、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が0.05%になるように薄めて拭きます。その後、水拭きしましょう。※金属製のものに次亜塩素酸ナトリウムを使用すると、腐食する可能性があるので注意してください。
◆洗剤
有効と判断された界面活性剤(9種)はコチラ!
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
・純石けん分(脂肪酸カリウム)(0.24%以上)
・純石けん分(脂肪酸ナトリウム)(0.22%以上)
◆次亜塩素酸水
1.拭き掃除には、有効塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水をたっぷり使い、消毒したいものの表面をヒタヒタに濡らした後、20秒以上おいてきれいな布やペーパーで拭き取ってください。元の汚れがひどい場合などは、有効塩素濃度200ppm以上のものを使うことが望ましい。
2.生成されたばかりの次亜塩素酸水を用いて消毒したいモノに流水掛け流しを行う場合、35ppm以上のものを使いましょう。20秒以上掛け流した後、きれいな布やペーパーで拭き取ってください。
◆アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手間を考えるとアルコールを使用する方が多いのではないかなと感じましたが、
手指に比べて様々なものを使って有効な消毒方法があり、便利に思う反面
その分注意しなければいけないもこともたくさんあることと思います。
成分をしっかり確認の上、使用上の注意を守って消毒を行ってください。
感染予防対策をしっかり行い、感染者を増やさないようにみんなで取り組んでいきましょう!